お役に立ちます 、「経営理念」!!

前回、経営理念について少し触れました。

経営理念はとても大切なものであり、経営成績を左右すると言っても過言ではありません。

今回はこの経営理念についてさらに深く考えたいと思います。

経営理念とは何か?

経営に関する本やホームページには、経営理念に対する定義がたくさん載っています。

読み比べると違いがあり、どれを信じて良いのかわからないことがあります。

これは経営学の厄介な一面です。

学者さんによって言っていることが違うことがあるからです。

数学や物理学など、理系の学問においては「解法(解き方)」が複数あることは多々あります。

しかし、「解」が複数あることはほとんどありません。

「経営理念とは何か?」が複数存在する理由は、この経営学の特性から発生しています。

 

これから述べさせて頂く経営理念は、一言で言えば

経営の目的です。

(異論を唱える同業者様もおられると思いますが、今回のテーマを考えるにはこれで十分です。)

前置きが長くなりましたが、ここでは経営理念=経営の目的と考えて頂ればと思います。

経営理念の重要性

事業規模の大小を問わず、経営を営むという「経営活動」において、経営理念は最も大切なものであると言っても過言ではありません。

↓こちらの図をご確認ください。

 

経営活動のピラミッドと呼ばれております。

(「経営活動のピラミッド」で検索すると似た図がたくさん出てきます。)

経営理念とは、このピラミッドにおいて一番上にある大切なものなのだとご理解頂ければ十分です。

この経営理念を定めることによって、その下層にある戦略を定めていきます。

経営理念がきちんと定まっていないと、その下層にある戦略は軽薄になります。

軽薄な経営戦略では、競合他社に負けてしまうのは当然です。

逆に、この経営理念をゆるぎないものにすることが、経営成績を素晴らしいものにする近道でもあるのです。

 

アイキャッチ画像で用いた↓こちらの図ですが、

 

経営理念とは、この大木の幹のようなものではないかと個人的には考えています。

幹が丈夫な大木は、その先の枝葉(戦略)を伸ばしていくことができるでしょう。

逆に、大木の幹が腐ったり折れたりすると、木そのものが弱くなり枯れてしまうでしょう。

規模の大小に関わらず、健全な経営を行うにはこの経営理念をしっかりしたものにすることが大切です。

 

こんなにも違う経営理念

ここでユニークな経営理念を二つご紹介させて頂きます。

↓コチラのサイト様からの引用になります。

株式会社バーグハンバーグバーグ

経営理念:がんばるぞ
引用元:http://bhb.co.jp/company

今まで真面目に論じてきたものが一瞬で吹き飛ばされそうなインパクトがあります。

「経営理念の体を成していません」と引用元のサイトさんでは言われています。

代表あいさつに、「インターネットの台頭で目まぐるしく状況が変わり続けるこの時代、変化を恐れず新しいことに挑戦を続け、 皆様の記憶に残るコンテンツ作りを心がけて参りたいと思います。」とあります。

私なら、「皆様の記憶に残るコンテンツ作りを心がけて参りたい」から、「コンテンツ作りを通じて、お客様の記憶に残る感動を提供する。」にすると思います。

目的に対してのメッセージとして、しっくりくると思いませんか。

しかし、「がんばるぞ」も記憶に残りました。

拝承

アマゾンジャパン株式会社

地球上で最もお客様を大切にする企業であること
引用元:http://amazon-jp-newgrads.com/message

お客様第一主義という考え方です。

これに対して、従業員第一主義の会社もあります。

「HCLテクノロジーズでは『従業員第一主義-EFCS (Employees First, Customers Second) 』を経営理念として掲げています。」と書かれています。

従業員を大切にすれば、離職率は低くなるでしょう。

従業員の技術力も高水準で維持することができ、労働生産性も高いと思います。

こういう結果を意識して作ったのではなく、心の底から「従業員を大切にしたい」との思いを抱かれたのであれば、この会社は間違いなく素晴らしい成長を遂げると思います。

4年で離職率が半減し、

売上・利益、共に3倍

顧客数、5倍

になったと、↓こちらにありました。

最近ではインドでもトップ3に入るIT企業になったようです。

 

お客様第一主義という考え方もあれば、従業員第一主義という考え方もあります。

正解はありません。

心が震える経営理念が、その経営者様に一番良いと思います。

自分に嘘はつけませんから。

 

次回は経営理念のを作る時の留意点をご説明させて頂く予定です。

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございました。

何か質問がありましたら、どんなことでも受け付けます。

コメント欄でも、メール(arcadia@keiei119.com)でも結構です。

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